ダイハツ、マレーシアでAセグメントセダン べザ を発売…軽で培った技術を投入

自動車 ニューモデル 新型車
ダイハツ べザ
ダイハツ べザ 全 6 枚 拡大写真

ダイハツとマレーシア現地合弁会社のプロドゥアは、新しい国民車として、小型乗用車『べザ』を発売した。

【画像全6枚】

べザは、2014年に発売した『アジア』に続くプロドゥア構造改革第2弾の商品で、ダイハツが日本で培ってきた軽自動車の技術やノウハウをもとに開発したAセグメントプラットフォームの活用に加え、プロドゥアが初めてスタイリング/アッパーボデーの開発を担当した。

ベザは、マレーシアでニーズの高い大容量トランクをコンパクトなボディに装備した同国初のAセグメントセダンで、新ジャンル商品として新たな市場を開拓するべく開発。また、日本の軽自動車で実績のある「eco IDLE(アイドリングストップシステム)」を国民車として初搭載したことなどにより、同国ガソリン車トップとなる22.8km/リットルの低燃費を達成し、同国のエコカー政策であるEEV(Energy Efficient Vehicle)に適合する。

価格は3万7300から5万0800リンギ(約99万円から135万円)。月販目標は7600台。

また、新型車の生産に併せ、ダイハツが日本で培った生産コンセプト「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」のノウハウを展開した新エンジン工場である、ダイハツ・プロドゥア・エンジン・マニュファクチャリング(DPEM)の稼動を開始。DPEMでは、同国で初めて、アセアン向け次世代エンジン「1NR-VE エンジン(1.3リットル)」を生産し、ベザに搭載する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  4. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る