クルマを置かないVRショール―ム…代官山蔦屋書店のメルセデス・ベンツ日本に行ってきた
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Mercedes-Benz Lifestyle Loungeは、デジタルツールを活用しメルセデスブランドを体験できる“クルマを置かないショールーム”のプロトタイプだ。具体的には、VR(仮想現実)、コンフィギュレーターやデジタルサイネージを活用した製品体験をはじめ、メルセデスに関する書籍やオリジナルグッズが展示、販売される。
ラウンジ内にはプロダクト・エキスパートが常駐し、メルセデスベンツの製品に関する質問にも回答する。また、無料の試乗プログラム“トライアルクルーズ”も行われ、メルセデスベンツおよびスマートの試乗も可能である。
CCCマーケティング経営企画部経営企画ユニット広報の安藤舞さんは、この取り組みについて、「もともとTSUTAYAは若い人が行くお店というイメージがあった。そこで、代官山蔦屋書店ではクルマ関連の売り場を強化。この施策をもとに、あるジャンルに特化した売り場を持った店舗を全国に展開している」と同社の戦略を紹介。その結果、TSUTAYAという店舗イメージの変革につながればと述べる。
その施策は成功し、代官山蔦屋書店では世代を問わずクルマ好きが多く来店している。安藤さんは「更にこのイベントによって、CCCや代官山蔦屋書店、またメルセデスベンツと、来店者とのエンゲージメントが高まることで、よりファンが増えることを期待している」とした。