アルパインと日本IBM、自動運転時代を見据えた次世代車載システムを共同開発へ

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アルパインと日本IBMは、自動運転時代を見据えた次世代車載システムの共同開発に着手した。

次世代車載システムは、アルパインの車載機器とIBMの自動車業界向けIoTソリューション「Watson IoT for Automotive」を基盤技術とし、IBM Cloudを活用して多様で動的な情報を活用しながら、ドライバーや同乗者に合わせて快適なドライブを提供するもの。

例えば、ドライバーの運転志向・傾向にあった経路を学習してルートを案内する。ソーシャル情報や嗜好を分析して経由地/目的地を提案するなどの活用方法も検討する。多様化するニーズに対応することで、日常生活スタイルと車室内をシームレスにつないでカーライフを自然な形で支援する。

また、システムは今後コネクテッドカーが数千万台同時接続することを想定した設計とする。

システム構築に利用するIBMの自動車業界向けIoTソリューション「Watson IoT for Automotive」は、各種センサー、地図情報、ドライバーとのやり取りなどから生成される豊富なデータを活用・分析する。このIoTソリューションに必要となる車載機と各種サービスをつなぐインターフェース(API)を開発し、IBMのクラウド上で提供することにより、さまざまな業界のサービスとオープンに連携できるようにする。

《レスポンス編集部》

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