【Urban eTruck】100%EVの大型トラック…ダイムラーが発表

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Urban eTruck
Urban eTruck 全 14 枚 拡大写真

27日(現地時間)、ダイムラーは、9月のIAA 2016(国際商用車ショー)での公式発表に先駆け、本社のあるシュトゥットガルトにおいて『Urban eTruck』のプレス向けカンファレンスを開催した。

【画像全14枚】

Urban eTruckは、総重量25トンクラス、航続距離200kmのEVトラックとしては世界初の発表となる。ゼロエミッション、200km以下の短距離輸送、大型でありながらフルEVという性能を実現するため、オーダーメイド設計される。大きな特徴はハブ内側に最大出力125kWのモーターを2個搭載した独特のアクスルと回生ブレーキだ。

アクスルは、同社のハイブリッドバス、FCVバスに採用されている低床タイプに対して、バッテリーパックおよび2個のハブモーターを取り付けるためモディファイされた。関連して、駆動輪はワイドシングルタイヤが採用された。

各モーターの最大トルクは500Nm。ギア等を介した最終トルクは1万1000Nmになる。バッテリーの総容量は212kWhでフル充電で200kmの航続距離を達成する。充電時間は、80%充電で2時間前後、100%充電で2~3時間(充電ステーションの出力定格が100kWの場合)を目指す。充電方式は、コンボType2となる。

ダイムラーAG役員・ダイムラー トラック&バス責任者、ウォルフガング・ベルンハルト氏によれば「環境問題から、ロンドン、パリ、中国などでディーゼルトラックは排除される方向にある。新技術の投入は、早すぎれば市場が受け入れられず失敗し、遅すぎると市場で優位なポジションが得られない。難しい問題だが、2020年の実用化を目指して、このタイミングでの発表を決定した」という。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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