【スマート フォーツー カブリオ ターボ / フォーフォー ターボ】他社から6割、好調アピール

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スマート フォーツーカブリオターボリミテッド
スマート フォーツーカブリオターボリミテッド 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、スマートの追加モデル『フォーフォーターボ』と、限定車『フォーツーカブリオターボリミテッド』、『フォーツーカブリオターボマットリミテッド』を発売した。

「スマートはメルセデスの最新テクノロジーを惜しげもなく投入して生まれたコンパクトモデルだ」と話すのは、同社代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏だ。

現行スマートは昨年10月に開催された東京モーターショーで発表され、「個性的なデザイン、日本の道路事情にぴったりな取りまわしの良さ、コンパクトでありながら優れた居住性、そして、メルセデス譲りの高い安全性などが認められ、発表以来約 3400台をすでに販売した」という。そして、「スマート及びメルセデスベンツ以外の他メーカーからの乗り換えは6割以上で、多くの新しいお客様に受け入れられている」とその実績を評価。

そのスマートに3台のモデルが追加された。そのひとつ、2人乗りのフォーツーのオープントップモデルである、スマートフォーツーカブリオターボリミテッドについて上野氏は、「スマートの持つドライビングの楽しさにオープントップによる解放感が加わったクルマだ」と説明。その最大の特徴である電動開閉式ソフトトップは、「停車中のもちろんのこと、どの速度領域でもいつでも好きな時に開閉することができる」と述べる。

エクステリアは、4色のカラフルなボディに、トリディオンセーフティセルとフロントグリルのカラーを組み合わせ、ソフトトップにはブラックとレッドの2色を採用。

インテリアは、シートヒーターを備えた本革シートを始め、「上質さを高める装備もそろえている」(上野氏)。

エンジンは今回初めて日本に導入するターボエンジンだ。現在販売中の自然吸気エンジンと比べ最高出力は19ps、最大トルクは44Nmアップし、90ps、135Nmを発揮。「スポーティな走行感覚を高めるとともに、高速道路での加速などでゆとりあるパワーを発揮することができる」と上野氏。ボディカラーは4色で、各50台ずつ、合計200台の限定車として発売する。価格は248万円だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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