日立、グレート・ウェスタン・レールウェイから「AT-300」を追加受注…計236両に

鉄道 企業動向
英国南西部の路線に導入される日立AT-300のイメージ。昨年7月に173両を受注していたが、このほど63両を追加受注した。
英国南西部の路線に導入される日立AT-300のイメージ。昨年7月に173両を受注していたが、このほど63両を追加受注した。 全 2 枚 拡大写真

日立グループの日立レールヨーロッパ社はこのほど、グレート・ウェスタン・レールウェイ社から英国南西部向けの鉄道車両『AT-300』の納入と保守を追加受注した。日立製作所が8月4日発表した。

AT-300は都市間輸送に対応した標準型車両。電化区間だけでなく非電化区間の走行にも対応しており、車両の床下にディーゼルエンジン付き発電機を装備する。デボン州やコーンウォール州の急勾配区間に対応するため、エンジン出力を向上。さらに大型の燃料タンクも搭載し、プリマス~ペンザンス間の長距離非電化区間に対応する。

日立は2015年7月、173両のAT-300をファースト・グレート・ウェスタン社(現在のグレート・ウェスタン・レールウェイ社)から受注。さらに今回、63両のAT-300を受注し、計236両のAT-300をグレート・ウェスタン・レールウェイ社に納入することになった。車両は日立レールイタリア社が保有するイタリア北部のピストイア工場で製造される。

《草町義和》

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