GM、自動運転車の公道テストを米国で拡大…ベースは ボルトEV

自動車 ビジネス 企業動向
シボレー ボルト EV
シボレー ボルト EV 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは8月8日、自動運転車の公道テストを米国アリゾナ州でも開始した、と発表した。

GMの最新の自動運転車のプロトタイプは、1月のデトロイトモーターショー16で初公開された『ボルトEV』がベース。ボルトEVは小型の5ドアハッチバック。

EVパワートレインは、高性能なモーターを1個だけ搭載。最大出力は200hp、最大トルクは36.8kgmを引き出す。強力なモーターは、0-96km/h加速7秒以下の性能を発揮する。

二次電池は、韓国LGエレクトロニクスと共同開発した蓄電容量60kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電での最大航続可能距離は、およそ320km。急速チャージャーを使えば、145km程度の走行に必要なバッテリー容量を、およそ30分で充電できる。

今回GMは、このボルトEVベースの自動運転車の公道テストを、米国アリゾナ州でも開始。これは、今春から行われていたカリフォルニア州サンフランシスコに続く形。GMは自動運転車の早期実用化を目指して、研究開発を強化していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  4. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  5. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る