エイチワン、生産コスト低減などの効果で大幅増益 4-6月期決算

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エイチワンが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比73.8%増の23億4500万円と大幅増益となった。

売上高は同8.4%減の436億5400万円と減収だった。グループの自動車フレームの生産台数は同10%増加したものの、為替相場の円高による為替換算上の影響で減収となった。

収益面では、日本は生産コスト低減、北米では人件費が増加した一方で付加価値が改善した。中国では生産台数増加の効果などがあり、アジア・大洋州ではインドネシア子会社の損益が改善した。税引前利益は持分法による投資利益は増加したこともあって同87.1%増の18億9300万円となった。親会社の所有者に帰属する四半期純利益は同117.7%増の14億1000万円だった。

通期業績見通しは、日本、中国の生産コスト低減や北米での付加価値の改善で想定を上回る業績となっているため、修正した。売上高は据え置いたが、営業利益は前回予想より6億円増の45億円、税引前利益が7億円増の37億円、当期利益が12億円増の26億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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