覚せい剤使用で逮捕された女、自転車ひき逃げ事故にも関与

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警視庁は12日、東京都八王子市内で追跡するパトカーから逃走していた際に重傷ひき逃げ事件を起こしたとして。日野市内に在住する55歳の女を逮捕した。女は事故翌日に覚せい剤を使用していた疑いで逮捕されていた。

警視庁・八王子署によると、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された55歳の女は、2016年7月21日の午後6時20分ごろ、八王子市大和田町4丁目付近で軽乗用車を運転していた際、交差進行してきた自転車と衝突。自転車に乗っていた48歳の男性に頭部強打を原因とする重傷を負わせながら、そのまま逃走した疑いがもたれている。事故の被害者は今も意識不明の重体となっている。

女は覚せい剤取締法違反(使用)の疑いがあり、同署が居所を捜査していたが、事故直前に自動車警ら隊がこれとは関係なく不審な動きをしていたクルマを発見。職務質問しようと停止を命じたが、クルマはそのまま逃走。警ら隊のパトカーは約1.5kmに渡って追跡したものの、振り切られた直後に事故が起きていた。

女は翌日に警察へ「事故を起こしたまま逃げた」などと電話で通報。これによって居所が確認できたことから、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。事故についても容疑が固まったことから今回の逮捕に至った。

警察では事故当時にも覚せい剤を使用していた疑いが考えられるとして、使用状況についてさらに調べを進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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