「トワイライトエクスプレス瑞風」先頭車、宮原操入り---展望デッキ付き

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宮原操に入った「トワイライトエクスプレス瑞風」展望デッキ付き先頭車
宮原操に入った「トワイライトエクスプレス瑞風」展望デッキ付き先頭車 全 4 枚 拡大写真

JR西日本の観光列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の展望デッキ付き先頭車2両が落成し、製造元の近畿車輛から、新大阪駅の西に広がる宮原操車場に送られた。ルートは、近車→徳庵→吹田貨物ターミナル→宮原操で、けん引はDE10とDD51。

【画像全4枚】

ラップされた状態で宮原操にやってきたキイテ87-1、キイテ87-2は、DE10にプッシュされながら西端エリアまで移動。メディアが集まるエリアで中間車2両とつながり、4両に。

中間車などの連結器は密着連結器のようだが、先頭車両の展望デッキ側連結器は、「近車1」「近車2」と手描きで記された自動連結器が付いていた。

また車体の端には「近ミハ」という文字。瑞風は、「新快速」などの225系・223系などとともに、この網干総合車両所宮原支所(旧宮原総合運転所)に所属。“先代”となるトワイライトエクスプレス用24系客車や、ジョイフルトレイン「サロンカーなにわ」用14系客車なども、この宮原にいる。

瑞風のエクステリアデザインを担った福田哲夫氏は、これまで「サンライズ」285系や新幹線車両などを手がけてきたインダストリアルデザイナーで、日産の出身。瑞風については、「先頭車は懐かしいボンネット型を彷彿とさせるシルエットに自然の風を感じる動的な五本の流線を」と伝えている。

瑞風は、展望車2、スイート1、ツイン・シングル5、食堂車1、ラウンジカー1の10両編成。モーターで走る“電車”だが、架線からの集電ではなく、自ら搭載するディーゼル発電機やバッテリーでモーターを回す「ハイブリッド方式」。近畿車輛と川崎重工で製造される。

《レスポンス編集部》

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