「カロッツェリア・サイバーナビは音が良い」というウワサの真偽を徹底検証! Part.2「サウンドチューニング能力のポテンシャル」に迫る!

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「カロッツェリア・サイバーナビは音が良い」というウワサの真偽を徹底検証! Part.2「サウンドチューニング能力のポテンシャル」に迫る!
「カロッツェリア・サイバーナビは音が良い」というウワサの真偽を徹底検証! Part.2「サウンドチューニング能力のポテンシャル」に迫る! 全 9 枚 拡大写真

“音の良いナビ”と称される『カロッツェリア・サイバーナビ』。2016年モデルとなり、その利点にますます磨きが掛けられていることを、前回の記事でリポートした。それが実現された理由は、内部構造、基板設計、パーツ選択が刷新されたことにあるとご説明したのだが…。

実は理由はそれだけではなかった。もう1つある。それはズバリ、“チューニング能力の高さ”だ。今回はそこのところを、じっくりとリポートしていこうと思う。

前回同様、パイオニア株式会社 市販事業部事業企画部 市販企画部マルチメディア企画1課の橋本岳樹さんのお話をご紹介しながら、検証を進めていく。

■『サイバーナビ』は“チューニング機能”が充実していることもストロングポイント。

『サイバーナビ』には確かに、“チューニング機能”が多彩に搭載されている。まずは、そうなっている理由から、橋本さんにお訊きした。

橋本「車室内には、“良い音”を阻害する要因や不満に思わせる事象がたくさん存在しています。例えば、リスニングポジションが左右のどちらかに寄っていること、スピーカーと正対していないこと、スピーカーが低い位置に着いていること等々です。“チューニング機能”を多彩に用意したのは、それらに1つ1つ対処するためなんです」

具体的には、どのような機能が搭載されているのだろうか。

橋本「ところで、ひと口に“サウンドチューニング”と呼んでいますが、これには2つの側面があるんです。1つは、“ベース(土台)を整えるための調整”であり、もう1つは“好みの音に変えるための調整”です。例えば、『サイバーナビ』に搭載されている“13バンドイコライザー”は、“ベースを整えるための調整”機能です。

車内は、反射や吸収の影響等で、周波数特性が乱れがちです。これでは普段聞いているお気に入りのアーティストが別人のような声になってしまいますし、楽器の音も別の音になってしまいます。それを“補正”するのが“13バンドイコライザー”の役目であり、本来の音色に近づけることができます。“タイムアライメント”も同様に音の補正を必要とするクルマ向けならではの機能です。クルマの中ではリスニングポジションが左右のどちらかに寄っていますが、これにより、左右のスピーカーからの音が耳へバラバラに到達するため、サウンドイメージを正しく感じ取ることができなくなっています。例えるなら本来はヴォーカルが目の前で歌っているのが自然ですが、ドアにヴォーカルが張り付いているようななり方になります。左右の2chに分けて録音した音源を、左右2本のスピーカーで再生し、そうすることでリアルなサウンドステージの再現が可能となる、というのがステレオの原理ですが、その恩恵を受けるためには、左右のスピーカーから等距離の場所にリスニングポジションを取ることが前提条件となります。クルマではその前提が崩れているわけです。

“タイムアライメント”は、それに対処するための機能です。これを使うことで、近くにあるスピーカーから発せられる音に遅延をかけることが可能となります。結果、あたかもすべてのスピーカーから等距離の場所にいるかのような状況を作り出すことができるんです。

対して“好みの音に変える”的な調整メニューは、ベースが整った後に使うべき機能です。例えば、“4つのモードのプリセットイコライザー”。これは周波数特性の乱れを補正するためのものと言うよりは、高域を足した明るい音色にしたい、とか、中域を増強してヴォーカルを強調したいとか、こういったときに効力を発揮する機能です。“バスブースト”もまさに“好みの音に変える”のための機能ですね。この機能を使うことで、低音の増強が可能となります」

■難しい“ベースを整える調整”を、なんと、“オート”で設定可能!

なるほどである。ところで…。“好みの音に変える”機能は使いやすいように思うのだが、“ベースを整える調整”は、その設定そのものが難しそうである。周波数特性の乱れを正すとは言うものの、そもそもその乱れを的確に把握することが困難に思える…。

橋本「確かに、“ベースを整える調整”は、かなり難しいですね。鳴っている音の状態を的確に把握し、補正するスキルが必要です。その難しさを楽しみたいという方には手応えある機能になっているのですが。

でも大丈夫です。『サイバーナビ』には、“イコライザーとタイムアライメントを自動で調整する機能”が搭載されているんですよ。これを使えば、“ベースを整える調整”を、約5分で完了できるんです」

その実際をテスト機を使って実演していただいた。別売の音響特性測定用マイクをリスニングポジションとなるイスの頭部付近に取り付け、そのコードをフロントフェイスの開口部に備えられた端子に接続し、スタートボタンを押すだけだった。そして調整後には、右側に寄ったリスニングポジションであるのに、リアルなサウンドステージが目の前に広がっていたのだ…。

橋本「なお、9月に発売予定の10V型の車種専用モデルでは、さらにもう1歩も2歩も進んだスペシャルメニューを用意しています。それは、“車種専用エキスパートチューニング”です。車種専用機ですので、車種ごとの“ベースチューニングデータ”を、プリセットしてあるんですよ。しかも、ここでの“イコライザー”は、通常の“13バンドイコライザー”よりも数段詳細に設定可能な“パラメトリックEQ”で行われています。そしてそれらの設定は、弊社の“音響マイスター”で構成されている専門のチーム”エキスパートチューニングチーム”が手がけました。この“車種専用エキスパートチューニング”が搭載されていることで、購入してすぐに簡単な初期設定を行うことによって、最高の音で『サイバーナビ』のあらゆるソースを楽しむことが可能となります」更に、“FIC(Frontal Image Control)”というパイオニア独自の新機能も搭載し、全ての席で、目の前に音場が広がるような自然な音響特性を楽しむことが可能になります。よって、運転席でもその他の席でもより高音質で楽しむことができるのです。

■ハイエンド・カーオーディオと同様の手法でフロントスピーカーをコントロール!

さらにもう1つ、今年の『サイバーナビ』には、スペシャルな“チューニング機能”が新たに搭載されている。その名は、“ネットワークモード”である。

橋本「リアスピーカー出力を、フロントスピーカーを鳴らすために使えるモードです。市販スピーカーに交換した際にこのモードを使うと、フロントスピーカーのトゥイーター×2個、ミッドウーファー×2個、計4スピーカーに対して、内蔵パワーアンプの1chずつをあてがうことができるようになります。こうすることで、それら計4つのスピーカーを、個別にコントロールすることが可能となるんです。これによって、それぞれスピーカーの取付位置や取付方法に適した鳴らし方へ調整で追い込むことができ、全席で更に良い音を得ることができます。

これは、ハイエンド・カーオーディオでの常套手段です。それと同じような環境で、フロントスピーカーをドライブすることが可能となるんですね。なお、このネットワークモードでも、オートチューニングが可能です」

つまり、徹底的に音質にこだわった運用方法も『サイバーナビ』ではできるのだ(しかもそれすらも簡単にオートチューニングで設定可能!)。

その反面、スタンダードモードではリアスピーカーを活用する運用方法も用意されている。“リアセパレートモード”では、前席と後席で、別のオーディオソースが楽しめる。ナビ本体と全く同じ映像をリアモニターへ映し出す”ミラーリング”、マルチドライブアシストユニットで取り込んだ映像をリアルタイムにリアモニターへ映し出す”クルージング”モードなど、リアモニターを活用する“リアエンタテインメント”が多彩に用意されているので、ドライバーだけでなく乗っている人全員がより楽しめるモデルになっています。

『サイバーナビ』は、マニアックな使い方もでき、家族思いな使い方も楽しめる…。

『サイバーナビ』の、音に対するこだわりと、実現されているスペシャリティを、ご理解いただけただろうか。知れば知るほど、『サイバーナビ』の懐の深さを実感する…。

音質を追求したいと思うなら、または、車内でさまざまなAVソースをエンジョイしたいと思うなら、『サイバーナビ』に注目すべきだ。これを選んで後悔することは、まずないはずだ。

carrozzeria CYBER NAVIはこちらから

《太田祥三》

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