ビーコンとスマホを使って登山者の安全を見守る…実証実験

自動車 テクノロジー ネット
TORQUEなどのスマートフォンにはビーコンを検知してサーバーに情報を送信するアプリがインストールされている。ハードウェア的には汎用のもので、モバイルバッテリーを付けて稼働している(画像はプレスリリースより)
TORQUEなどのスマートフォンにはビーコンを検知してサーバーに情報を送信するアプリがインストールされている。ハードウェア的には汎用のもので、モバイルバッテリーを付けて稼働している(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真

 京セラは29日、同社のスマートフォン「TORQUE G02」が、登山者の安全を守る仕組みづくりを目指した実証実験「富士山チャレンジ2016」のレシーバー端末として採用されたことを発表した。

 「富士山チャレンジ2016」では登山者が小型のBluetoothビーコンを所持し、山小屋などに設置したレシーバー端末が登山者の通過時間と位置情報を収録することで、登山者の行動を可視化するシステムの構築が試みられている。

 現在登っている登山者の位置と人数を一覧で確認することができ、災害や事故発生時などにも備えることができるという。また、収集したデータを蓄積し、分析・活用を行っていくことで、安全な富士登山に役立つ情報を提供していくことも視野に入れているとのこと。

 なお、京セラのTORQUE G2は防水、防塵、耐衝撃を備えたアウトドア仕様のスマートフォン。山岳地でも使えて、そうしたタフさを評価され、今回の実証実験ではレシーバー機器の通信用として採用されている。

 また、今回の実証実験で使われたBluetoothビーコンは、カードタイプ、円型タイプの電池を利用するものに加えて、振動で発電する電池レスビーコンも利用されている。

 実証実験の期間は8月20日から9月3日まで。

ビーコンとタフスマホを使った登山者の安全を見守る実証実験

《防犯システム取材班/小池明@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る