フランスの自動車大手、シトロエンは8月29日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、新型『C3』をワールドプレミアすると発表した。
初代C3は2002年にデビュー。当初は5ドアハッチバックのみだったが、途中、2ドアオープンの『プルリエル』が加わった。現行の2代目C3は2009年6月、欧州で発表。初代からの世界累計販売は、360万台を超えている。
パリモーターショー16でワールドプレミアされる新型C3は、3世代目モデル。Bセグメント5ドアコンパクトカーとして開発。同セグメントにおいて、優れた快適性やパーソナリティを提供することを目指す。
外観には、シトロエンの最新デザイン言語を導入。ボディカラーは、ツートンが設定され、ルーフの色は3種類。『C4カクタス』に用意される「エアバンプ」が選択可能。エアバンプは、素材の内部に空気カプセルを入れたもので、衝撃や接触からボディを保護するだけでなく、個性的な外観を演出する。
インテリアは、4種類のトリムをラインナップ。シートやダッシュボードの形状を工夫し、広く快適な空間を追求した。新開発の「ConnectedCAM」は、HDカメラによって記録された画像や映像を、友人や家族に直接送信することができる。