【モスクワモーターショー16】ロシア勢として孤軍奮闘のラーダはバリエーション展開を予告

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ラーダのブース。巨大なロゴが目を引く
ラーダのブース。巨大なロゴが目を引く 全 46 枚 拡大写真
8月24日に開幕したモスクワ国際オートサロン(モスクワモーターショー)。アフトワズは『XCODEコンセプト』以外にも多数のコンセプトモデルやショーモデルを展示した。

コンセプトカーとして展示されたのは、すでに発売中の『ベスタ』と『Xレイ』をベースにしたクロスオーバー仕様とスポーツ仕様の計5台。アフトワズは明言していないが、いずれも市場に投入される公算が大きい。

クロスオーバーモデルのコンセプトカーとして公開されたのは『ベスタ・クロスコンセプト』と『ベスタSWクロスコンセプト』、『Xレイ・クロスコンセプト』の3台。17インチホイールの採用で最低地上高が大きくされ、ボディ下部とホイールアーチに樹脂製クラッディング、前後バンパーにアンダーガードを追加。走破性能とボディ保護能力を向上させている。アフトワズによれば「ロシアだけでなく、世界の自動車市場に向けたユニークな提案」とのこと。

いっぽうスポーツバージョンは『ベスタ・スポーツコンセプト』と『Xレイ・スポーツコンセプト』の2台。WTCC参戦で得たノウハウをもとにサスペンションと1.8リットルエンジンにチューニングを施し、サイドスカートやリアスポイラーなどのエアロパーツを纏っている。すでに販売中の『カリーナ・スポーツ』、『グランタ・スポーツ』と共通する戦略で作り上げたという。

ラーダのブースではこのほか、ベスタの追加バリエーションとしてCNGバイフューエル仕様、ストレッチバージョンの『ベスタ・シグネチャー』、『4x4』をベースにしたショーモデル『4x4ピックアップ・ハンター』などを展示。

ベスタ・シグネチャーはホイールベースを延長して後席空間を拡大。センターコンソールを装備してコンパクトクラスの4座リムジンに仕立てたもの。 4x4ピックアップ・ハンターは特別注文に対応するポテンシャルを示すショーケースだ。

《古庄 速人》

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