船舶運航に関するデジタル化サービス…古野電気とNAPAが共同開発へ

船舶 企業動向
写真向かって左:古野電気の小池宗之専務取締役・舶用機器事業部長、 写真右: NAPA Juha Heikinheimo社長
写真向かって左:古野電気の小池宗之専務取締役・舶用機器事業部長、 写真右: NAPA Juha Heikinheimo社長 全 1 枚 拡大写真

古野電気は、フィンランドのNAPAと、全世界の船舶運航に関するデジタル化をサポートするサービスの開発・販売と事業化を共同で推進することに合意した。

今回、古野電気とNAPAは、船上で計測されたデータシグナルを収集・レポートするソフトウェア「NAPA パフォーマンス モニタリング」と「NAPA ログブック」を共同で販売するとともに、商品開発・事業化する。

具体的には、古野電気の舶用電子機器、衛星通信サービスと、NAPAの電子データ収集・レポート・分析に関するソフトウェア技術を組み合わせたデータコミュニケーションサービスを提供する。これによって海運会社や船舶管理会社、船舶保有会社の船舶運航の効率化や船員の業務生産性向上、陸上における船舶管理業務の最適化に寄与する。

NAPAが提供する2種類の運航支援ソフトウェアは、モニタリングデータを、船陸間で共有するだけでなく、高度なデータ解析技術により運航効率や安全性を高めることができる。

また、二酸化炭素(CO2)排出量監視に関する欧州の環境規制(EU MRV)などへの対応を見据えた、船データの収集、レポート、保持に関わるソリューション提供に向けた取組みも進めている。

《レスポンス編集部》

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