タカタ製エアバッグのリコール、スバルの修理完了率は23%…米国

自動車 テクノロジー 安全
旧型 スバル レガシィ(米国仕様)
旧型 スバル レガシィ(米国仕様) 全 2 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は8月中旬、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコール(回収・無償修理)に関して、スバル車の最新の修理状況を公表した。

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このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が適切に行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、火災や乗員が負傷するおそれがあるというもの。

NHTSAの発表によると、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコールにおいて、スバル車は10万1721個のエアバッグインフレータを交換済み。リコール対象全体の23.3%の修理が完了した。

なお、スバルのリコール対象に、運転席側のエアバッグは含まれていない。修理を終えた10万1721個はすべて、助手席側のエアバッグとなる。

《森脇稔》

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