タカタ製エアバッグのリコール、スバルの修理完了率は23%…米国
自動車 テクノロジー
安全

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が適切に行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。
これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、火災や乗員が負傷するおそれがあるというもの。
NHTSAの発表によると、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコールにおいて、スバル車は10万1721個のエアバッグインフレータを交換済み。リコール対象全体の23.3%の修理が完了した。
なお、スバルのリコール対象に、運転席側のエアバッグは含まれていない。修理を終えた10万1721個はすべて、助手席側のエアバッグとなる。
《森脇稔》