Apple iPhone 7/7 Plus 発表…日本発売は9月16日

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iPhone 7/7 Plus(C)Getty Images
iPhone 7/7 Plus(C)Getty Images 全 14 枚 拡大写真

 Appleは現地時間7日、スペシャルイベントの基調講演のなかで、iPhone 7/7 Plusを発表した。

 iPhone 7/7 Plusの主な特徴として、まずは外観に修正が加えられた。背面のアンテナラインは側面へと移動し、すっきりとした印象になっている。

 カラー展開は、新色のジェットブラックおよびややマットな印象のある通常のブラック、従来色のゴールド、シルバー、ローズゴールドも引き続き展開される。

 ホームボタンも進化し、Taptic Engineに対応した。これにより、微細な振動の変化が指に伝えられる。

 待望の防水性能(IP67)もついに搭載。不慮の事故などによる水没も、怖く無くなった。

 カメラ性能も大幅に進化した。iPhone 7のカメラはセンサー効率が50%向上し、より明るい写真が可能になり、True Tone Flashの性能もアップ。7メガピクセルのFaceTimeカメラおよび12メガピクセルの新たなリアカメラを搭載。

 iPhone7 Plusには、噂通りデュアルレンズカメラが採用された。広角および望遠に対応した12メガピクセルの2つのカメラが搭載されているので、写真に写った人物を10倍ズームをしても、変わらず美しい。2レンズ構成によって、被写体を3Dで認識することができるようになったので、ピント調整や背景ぼかしなどが容易になった。

 スピーカーは本体上下に設置され、より豊かなサウンドを楽しめるようになった。また、事前に噂されていた通り、3.5 mmイヤホンジャックは消失した。これにより、今後は基本的にBluetoothまたは、Lightning端子でミュージックを楽しむことになる。ただ、イヤフォンジャックに向けた変換コネクタも用意されたので、従来のイヤホンを引き続き利用することもできる。

 ただ、Appleはあくまでワイヤレスを推したいようだ。Apple WatchやSiriにも対応した、新たなイヤホン「AirPod」も発表している。iPhoneとの接続時は、「AirPod」のケースを開けて、接続するだけとスマートだ。

 さらに日本でのApple PayスタートおよびFelica搭載もアナウンスされた。画面上にはSuicaの姿も確認できた。

 肝心の性能面だが、搭載されたチップセット「A10 Fusion」は、グラフィックス処理(A9より50%も高速化)をはじめ、スマートフォン史上最もパワフルなものであると明かされた。それでいて、消費電力は従来比で5分の1と、バッテリーに対する負荷が小さい。

 バッテリー持続時間についても向上し、一般的に想定される利用環境下において、iPhone 7はiPhone 6sよりも2時間、iPhone 7 PlusはiPhone 6s Plusよりも1時間長く利用できるようになっている。

 iPhone 7/7 Plusの内部ストレージは、32GB/128GB/256GBの3種類。価格は、iPhone7が649ドルから、iPhone7 Plusが769ドルからとなっている。予約受付開始日は9日で、日本での発売は16日とアナウンスされた(iOS10のリリースは13日)。

 アップルジャパン公式サイトでは、価格などについてアナウンスしており、iPhone 7の32GBが72,800円、128GBが83,800円、256GBが94,800円。iPhone 7 Plusが32GBが85,800円、128GBが96,800円、256GBが107,800円(各税別)。アップルによる予約受付開始は9月9日16時1分~。国内でのキャリアによる価格は今後発表されると思われるが、予約時期などは同じになりそうだ。

Apple、iPhone 7/7 Plusを発表!発売日は16日…新色ジェットブラック、FeliCa搭載、イヤホンジャック廃止

《Tsujimura@RBB TODAY》

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