出光興産、昭和シェル石油の株式取得を延期 10-11月へ

自動車 ビジネス 企業動向
出光興産(イメージ)
出光興産(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

出光興産は、ロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル石油の株式取得を10月~11月に延期すると発表した。昭和シェルとの経営統合するスケジュールは2017年4月1日で変更しないとしている。

【画像全2枚】

出光興産は2015年7月に昭和シェルと経営統合することで合意し、昭和シェルの親会社であるロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェルの株式33.3%を9月中に取得する予定だった。出光興産では、株式取得の前提となる公正取引委員会の審査が継続中なため、株式取得時期を10~11月に延期する。

経営統合について海外での審査は完了している。

一方、出光興産の創業者一族は昭和シェルとの経営統合に反対している。8月には創業家の出光昭介氏が昭和シェルの株式40万株を取得、出光興産が昭和シェルの株式取得するためには、株式公開買い付けが必要と主張、出光興産の昭和シェルの株式取得を阻止しようとしている。

出光興産では昭和シェルの株式取得は経営統合に向けた重要なステップとして、取得する方針は変えていない。
 >おすすめコンテンツ:レクサス杯観戦記

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る