ホンダ フィット など66万台、助手席側タカタ製エアバッグで追加リコール

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フィット(2010年)
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ホンダは9月8日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とする『フィット』などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

対象となるのは、『フィット』『フィット シャトル』『フリード』『フリード スパイク』『インサイト』『インサイト エクスクルーシブ』『シビック』『シビック ハイブリッド』『エリシオン』『エリシオン プレステージ』『CR-V』『アコード』『アコードツアラー』『インスパイア』『レジェンド』『FCXクラリティ』の16車種で、2009年1月6日~2011年12月28日に製造された計66万8816台。

助手席側のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、環境温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレ-タ内圧が異常上昇して、インフレータ容器が破損するおそれがある。

全車両、予防的措置として助手席側エアバッグのインフレータを年式の古いものから対策品と交換する。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席側エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

国土交通省は5月27日、乾燥剤の入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータ(ガス発生装置)を搭載した車両約700万台のうち運転席側は全年式を6月までに、その他についても、製造年の古い順に2018年度末までに届け出るよう、各自動車メーカーに指示。ホンダは6月9日に運転席側のタカタ製エアバッグ・インフレータについて78万台をリコールしており、今回は助手席側についての追加リコールとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

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