インド新車販売14%増、14か月連続で増加 8月

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スズキ ビターラ・ブレッツァ
スズキ ビターラ・ブレッツァ 全 3 枚 拡大写真

インド自動車工業会は9月8日、インド国内の8月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、31万1718台。前年同月比は14%増と、14か月連続で前年実績を上回った。

8月実績をメーカー別で見ると、インド乗用車市場で4割以上のトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキが、インド国内で11万9931台を販売。前年同月比は12.3%増と、2か月連続のプラスとなった。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で9万0269台を販売。前年同月比は4.4%増と、2か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、8月はセグメント合計で1万6806台を販売。前年実績に対して114.5%増と伸び、16か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果。

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した8月のインド国内新車販売台数は、1万4045台(輸出を含む)。前年同月比は12%増と、4か月連続で前年実績を上回った。8月実績の1万4045台の内訳は、インド国内販売分が1万2801台。前年同月比は15%増と、4か月連続のプラス。5月に発売した新型ミニバン、『イノーバ クリスタ』の効果が大きい。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した8月のインド新車販売台数は、1万3941台(輸出を除く)。前年同月比は11%減と、10か月連続の前年割れ。小型セダンの『シティ』が4255台で、11か月連続の最量販車に。4月にインド市場に投入されたばかりの新型SUV、『BR-V』は2229台を販売している。
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《森脇稔》

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