トヨタ プリウス 新型、最初のリコールは米国…エアバッグに不具合

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ プリウス 新型(北米仕様)
トヨタ プリウス 新型(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が、世界市場に投入した新型『プリウス』。同車の最初のリコール(回収・無償修理)が、米国で行われる。

これは9月14日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。新型プリウスのうち、米国市場に初期に導入された2016年モデルに関して、リコール(回収・無償修理)を発表している。

今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。米国トヨタ販売によると、助手席エアバッグのインフレータ内部の圧縮されたガスが、エアバッグの製造段階の不備により、漏れ出すおそれがある。このため、事故を起こしていないのにエアバッグが部分的に展開し、乗員が負傷したり事故につながるリスクがあるという。

リコールの対象となるのは、2016年モデルの一部。米国で販売されたおよそ7600台が、リコールに該当する。米国トヨタ販売は、「この不具合は駐車中の車両および、一定期間、動かしていない車両で起きている」と説明する。

米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、助手席エアバッグ一式を交換するリコール作業を実施する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る