右側通行をする逆走主婦が8割…自転車利用についての実態調査

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右側通行をする逆走主婦が8割…自転車利用についての実態調査
右側通行をする逆走主婦が8割…自転車利用についての実態調査 全 6 枚 拡大写真

自転車の安全利用促進委員会は、秋の交通安全運動に合わせ、自転車利用についての実態調査を実施した。調査対象は主婦400名。

まず、「ここ1年で世間の自転車運転マナーが良くなったと思うか」を尋ねると、「どちらともいえない」「良くなったと思わない」「悪くなったと思う」という回答が約8割を占めた。自転車の運転マナーは、依然として改善していないと言えそうだ。

自転車に乗る際についやってしまうこととして「右側通行をしてしまうことはあるか」を尋ねた結果では、「頻繁にある」「時々ある」を含め、80%が車道の右側通行をしてしまう“逆走主婦”になっていることがわかった。「歩道通行」に関しては、97.1%が「頻繁にある」「時々ある」と回答。原則車道を走行するという自転車の運転ルールが浸透していないと考えられる。

歩道通行は車道を走るよりも安全だと思ってしまいがちだが、歩道を走る自転車は自動車から認知しにくいため、事故につながる割合が高いとされている。加害者・被害者とならないためにも「左側通行」「車道通行」の徹底が必要だ。

続いて、「自転車に乗っていてヒヤリと感じたり、ハッとした経験」を尋ねたところ、53.3%が「車・歩行者・自転車と追突しそうになった」と回答した。「バランスを崩し転倒した/転倒しそうになった」37.5%など、運転技術やマナーなどソフト面によるヒヤリ・ハット経験が多い結果となっている。一方、「タイヤがパンクした」「チェーンが外れた」など、ハード面によるヒヤリ・ハット経験も一定量見受けらた。

次に、「自転車購入時、自転車の安全性について意識しているか」を尋ねた。その結果、約6割が「とても意識している」「意識している」と回答。しかし、「自転車の購入基準」を回答してもらった結果では、「価格」33.8%という回答が最も多かった。

「自転車のメンテナンス」についての設問では、82.5%が「面倒くさい」と回答。「メンテナンスの仕方が分からない」と回答した主婦も70%いた。

《美坂柚木@CycleStyle》

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