スマホを伏せて走るとコーヒー…トヨタ×コメダ×KDDIの事故防止プロジェクト

自動車 ビジネス 国内マーケット
「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクト
「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクト 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車とコメダ珈琲店、KDDIは、愛知県における「ながらスマホ運転」による事故の低減を目指し、9月20日からスマートフォンアプリ「Driving BARISTA」を活用した取組みを開始する。

愛知県では、2015年の人身事故件数が4万4369件発生するなど、13年連続で交通事故死亡者数全国ワーストとなっている。また、自動車運転中の携帯電話使用等違反の検挙数も、県内で5万0101件発生しており、「ながらスマホ運転」の増加も問題となっている。

今回、9月21日から9月30日までの秋の交通安全週間に合わせ、トヨタ、コメダ珈琲店、KDDIが共同で「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトを開始する。

Driving BARISTAは、愛知県内で利用できる「ながらスマホ運転」防止を目的としたアプリ。運転中にスマホ画面を伏せた状態の走行距離を計測し、走行した距離が100km分蓄積されると、「珈琲所コメダ珈琲店」にてブレンドコーヒーまたはアイスコーヒーと交換できるクーポンを入手できる。

トヨタ自動車とコメダ珈琲店、KDDIは、同アプリによって、運転中のスマートフォン操作防止の意識向上を狙う。なお、自動車メーカー、通信、飲食が連携してアプリを活用した交通安全の取組みを実施するのは、日本国内初の試みとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサスの3列大型SUV『TX』、約845万円から…北米初の現地生産PHEVも設定
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る