錦織選手を上回るスコアでウインブルドンへ…ジャガーのチャレンジ

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ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏(左)とテニスの錦織圭選手
ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏(左)とテニスの錦織圭選手 全 8 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、9月21日から23日にかけて、ジャガーがグローバルで展開する試乗体験イベント、“THE ART OF PERFORMANCE TOUR”を東京お台場の特設コースで日本初開催する。

現在日本でのジャガーは、商品リニューアルを終えたところで、「ジャガー新時代の到来だ」とは、同社代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏の弁。その第1弾はジャガーのスポーツカー、『Fタイプ』。そして1年ほど前にコンパクトサルーンの『XE』が投入された。続いて、2016年の春に全面刷新した第2世代の『XF』が登場。この8月にジャガー初のパフォーマンスSUV、『F-PACE』が投入された。

また、「インジニウムディーゼルエンジン」が新たにラインナップに加わった。ハンソン氏は、「最強の4気筒ディーゼルエンジンが日本に登場したのだ」とこのエンジンを評する。

現在ジャガーは、『XJ』を含む 5機種、31のバリエーションにより、「ユーザーの多様なニーズに応えていく」と述べ、「我々のラインナップは最新、かつ日本市場で最も急速に成長を遂げている。我々の商品拡大はこれにとどまらない。更なる大型商品の投入に期待してほしい」と現状について語る。

THE ART OF PERFORMANCE TOURは、2つの内容を持つ。ひとつは公道ドライビングエクスペリエンスで、もうひとつはスマートコーンチャレンジだ。公道ドライビングエクスペリエンスでは、プロのインストラクター同乗のもと、お台場を試乗体験することができるもの。

スマートコーンチャレンジは、ジャガーの試乗体験だけではなく自身の運転スキルを試すことができるものだ。具体的には、スマートコーンにはライトがセットされており、このライトが次に進むべき方向をドライバーに指示し、それにそってコースをたどるものだ。従って、毎回違うコース設定となる。このシステムでは、スピード、走行距離、走行にかかった時間、走行ラインの正確性を計測し、ドライビングスキルが得点としてスコア化される。

ハンソン氏は、「スマートコーンを使って、ドライバーは安全に配慮しながらも車両性能を体験するスリルを感じ、また同時に楽しみながら自分のドライビングスキルに挑戦することができる。更に自分のパフォーマンスをほかのだれとでも比較することができる」と説明。

今回発表会に出席したテニスの錦織圭選手もF-PACEにて体験。「楽しかった。スピードの出だしが速く、カーブもしっかり曲がってくれるので、とても安全性を感じながら楽しめた」と述べた。因みに錦織選手の得点は26679点で、これを上回った一般参加者には抽選で1組2名で2017年ウインブルドン選手権観戦ツアーがプレゼントされるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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