スズキ、プロペラ正/逆回転できる船外機を発表…150-175馬力クラス

船舶 企業動向
船外機「DF175AP」
船外機「DF175AP」 全 1 枚 拡大写真

スズキは、9月20日からイタリアのジェノバで開催されている「ジェノバ国際ボートショー」に、150~175馬力クラスの船外機としては世界初となる、プロペラの正/逆回転を可能とした新型の大型船外機「DF175AP」と「DF150AP」を発表した。

「DF175AP」「DF150AP」は、ギアシフトモードを、レギュラーローテーションとプロペラの回転方向を逆転させたカウンターローテーションに切り替えられる、世界初の新技術「スズキ・セレクティブ・ローテーション」をこのクラスに初採用した。船外機をボートに複数掛ける際、ギアシフトモードを変更し、反回転プロペラをセットするだけで、同じ船外機をカウンターローテーション仕様にできる。

従来の制御ケーブルから摩擦や抵抗などの機械的な要因を排除、電子配線に置き換えた高度なコンピュータ制御のコントロールシステム「スズキ・プレシジョン・コントロール」によってスムーズで確実なシフト操作と、素早く正確なスロットルコントロールを実現する。

加えて「リーンバーン制御システム」との組み合わせにより、低速からクルージング領域まで広範囲な回転域にわたって大幅な燃費向上を実現した。

圧縮比は10.2:1とし、最大トルクを向上するとともに、高い加速性能を発揮する。「セミダイレクト・エアインテークシステム」により、燃焼室に送る空気温度の上昇を抑制し、燃焼効率を向上させた。また、02センサーとノックセンサーが燃焼効率を最適化し、エンジン回転を安定させる。

「DF175AP」「DF150AP」は、豊川工場で生産し、欧州で10月から販売を開始し、その後世界各国で順次発売していく。

ジェノバボートショーにはこの他に、「DF2.5」から「DF300AP」までのフルラインアップを展示している。

《レスポンス編集部》

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