フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは9月22日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、『アテカ』の「X-Perience」を初公開すると発表した。
セアトは2016年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16において、新型車のアテカを初公開。アテカは、セアト初の市販SUV。世界的に需要が増している小型SUV市場に、セアトも参入した。
アテカの開発は、セアトのスペイン・マートレルのテクニカルセンターが担当。セアトの最新デザイン言語を反映させた。全長は4360mm。室内空間の広さは、クラス最高を標榜する。トランク容量は、4WD車が485リットル、FF車が510リットルを確保した。
パリモーターショー16で初公開されるアテカのX-Perienceは、アテカをベースに、オフロードテイストを強調したコンセプトカー。ブラックのホイールアーチや18インチの大径タイヤ&ホイールが、足元のたくましさを強調する。
パワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」で、最大出力は190ps。駆動方式は4WD。「4Drive」と呼ばれるトラクションコントロールシステムを採用している。