韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は9月上旬、新型『リオ』の概要を明らかにした。実車は9月29日、フランスで開幕するパリモーターショー16で初公開される。
リオは、キアの最量販車であり、グローバル主力コンパクトカー。現行型は3世代目で、2011年にデビューした。2014年秋、パリモーターショー14では、改良新型モデルを発表。2015年の世界新車販売台数は、47万3000台以上。
パリモーターショー16で初公開される新型リオは、4世代目モデル。前衛的な内外装デザインを採用。外装は、キアのドイツと米国のデザイン部門が共同で設計。キア車のアイデンティティの「タイガーノーズ」と呼ばれるフロントグリルに、最新のデザイン言語を反映させた。
新型のボディサイズは、全長4065mm、全幅1725mm、全高1450mm、ホイールベース2580mm。先代モデルに対して、15mm長く、5mmワイド、5mm背が低い。ホイールベースは15mm延びた。
インテリアでは、クラスをリードする機能性や安全技術、最新のコネクティビティを導入。乗り心地やハンドリング性能も引き上げられた。なお、新型リオは2016年内に、欧州向けの生産を開始する。