【G7交通大臣会合】各国の大臣ら、日本ブランドの自動運転車に乗る

自動車 社会 行政
日本ブランドの自動運転車などに、G7の交通大臣が試乗した(24日・軽井沢町)
日本ブランドの自動運転車などに、G7の交通大臣が試乗した(24日・軽井沢町) 全 4 枚 拡大写真

24日、G7長野県・軽井沢交通大臣会合に出席した各国の大臣らが、日本ブランドの自動運転車と次世代自動車を試乗した。同乗した自動車メーカーの担当者は、質問攻めで関心の高さを実感したという。

今回の交通大臣会合は、自動運転が大きなテーマとなった。その議論の前に実際に体験してもらおうという日本側の配慮だった。

会場である軽井沢プリンスホテル(軽井沢町)に作られた試乗コースは、駐車場などの通路を利用していて1周数分と短いが、公道でないため道路交通法には縛られない。大臣自ら運転というわけにはいかず、車両提供企業がハンドルを握ったが、自動運転車の試乗では、運転者も両手を離して報道陣に手を振る光景も見られた。

試乗に協力した企業はトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業の3社。それぞれが自動運転車、燃料電池車、電気自動車を提供した。

燃料電池車や電気自動車については、車室の静かさや、エネルギー効率性についての関心が高かったという。

石井国土交通相が乗るホンダ『クラリティFUEL CELL』燃料電池車に続き、EUを含む閣僚らが試乗した車両は次の通りだ。

[独]アレクサンダー・ドブリント連邦交通・デジタルインフラ大臣...ホンダ『アコード』自動運転車
[英]クリス・グレイリング運輸大臣...日産『リーフ』自動運転車
[米]アンソニー・フォックス運輸長官...トヨタ/レクサス自動運転車
[仏]フランソワ・プーパール環境・エネルギー海洋省インフラ・交通・海洋総局長…ホンダ『クラリティFUEL CELL』燃料電池車
[加]マーク・ガレノー運輸大臣...日産『リーフ』EV
[伊]グラツィアーノ・デルリオ インフラ運輸大臣...トヨタ『MIRAI』燃料電池車
[EU]ヴィオレタ・ブルツ欧州委員会運輸担当委員...トヨタ『MIRAI』燃料電池車

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る