【パリモーターショー16】フィアット パンダ、「クロス」に2017年型…内装を改良

自動車 ニューモデル モーターショー
フィアット パンダ クロスの2017年型
フィアット パンダ クロスの2017年型 全 5 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCAのフィアットブランドは9月29日、フランスで開幕するパリモーターショー16において、『パンダ・クロス』の2017年モデルを初公開する。

フィアットは2012年9月、パリモーターショー12において、新型『パンダ4×4』を発表。2014年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー14で発表されたパンダ・クロスは、この新型パンダ4×4をベースに、オフロードテイストを付加した派生SUV。

外観はバンパー、フォグランプ、フェンダーエクステンション、ルーフバーなどをパンダ・クロスのために専用デザイン。前後バンパーのアンダーガードは、サテンチタニウム塗装とした。ボディサイズは、全長3680×全幅1670×全高1600mm。タイヤサイズは新型パンダ4×4よりも大きい185/65R15。最低地上高は150-160mmを確保する。

4WDシステムは、「トルクオンデマンド」と称され、路面状況や走行条件に応じて、前後でトルク配分を行う。ELDと呼ばれる、電子制御デフロック機構も採用。テレーンコントロールは、オート、ロック、ヒルディセントの3モードが切り替えられる。フィアットによると、ベース車両の新型パンダ4×4を上回るアプローチアングルとデパーチャーアングルを実現しているという。

パリモーターショー16では、このパンダ・クロスが改良を受けて、2017年モデルに進化する。改良の内容は、インテリアが中心。ステアリングホイールやシート生地が新デザイン。メーター類には、視認性を向上させる改良を施した。車載インフォテインメントの「Uconnect」は、最新版にアップデートされている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る