【アウディ A3 e-トロン 試乗】鼻先充電はやめていただきたい…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
アウディ A3スポーツバック e-トロン
アウディ A3スポーツバック e-トロン 全 8 枚 拡大写真
ボディの真正面につけられた、アウディマークの4リング。外部充電は、このマークのカバーをはずした部分に設定されている。『ゴルフGTE』などもそうだけれど、鼻先に設定されているクルマは多い。

確かに、給油口のとなりに新たにつけるとか、給油口の逆側につけるとかすると、せっかくの美しい面を持つボディラインに“傷”をつけることになる。すると、収まりがいいのは、鼻先ということになるのだろう。けれど、日本市場でこの位置は、正直使いにくい。

欧米の場合、PHEVを展開するような高級ブランドのクルマは、シャッター付きの車庫に入れることがほとんどだ。じゃないと、盗難されてしまうから。そして、アメリカを中心に、頭から車庫に突っ込むケースが多い。となると、外部充電は、鼻先に設けても問題ないどころか好都合だろう。けれど、律儀な日本人の多くはバックして車庫入れする。となると、よほど大きな駐車場スペースを持つ家以外、鼻先は道路に面した位置にくる。これで充電しろといわれても、いたずらが怖くてちょっとやりにくい。じゃ、クルマを前から突っ込めばと言われても、狭い駐車場、前から入れるのはぶつけそうでいやなのだ。

欧州勢は、今後、本格的にPHEVに取り組んでくるようだが、駐車場事情が異なれば、PHEVに求めるものも違ってくる。少なくとも、狭い駐車場を持ついち日本国民としては、鼻先充電はやめていただきたいのだが、いかがでしょうか。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコン パクトカーを中心に取材するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユー ザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

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