クラレがリチウムイオン電池事業強化---クラレケミカルを吸収合併

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クラレは、100%出資子会社のクラレケミカルを2017年1月1日付けで吸収合併すると発表した。

クラレは、「エネルギー」分野で、リチウムイオン二次電池部材向けに植物系ハードカーボン負極材「クラノード」の事業化を推進している。一方で、クラレケミカルは、高機能炭素材メーカーとして、「エネルギー」、「水資源」、「大気浄化」などの幅広い用途でグローバルに活性炭事業を展開している。

両社が狙う市場は、車載用リチウムイオン電池部材市場で急速な成長が見込まれている。クラレは炭素材料事業の早期拡大を狙いに、クラレケミカルを吸収合併することにした。

合併後は、両社の持つ技術や知見などを複合的に組み合わせた技術革新により、高度化する市場ニーズに対応したソリューションを提供するとともに、海外ネットワークなどのクラレグループが保有する経営資源を最大限活用し、炭素材料事業の強化・拡大を加速する。

《レスポンス編集部》

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