市販価格は3億円!? アストンマーティンの“ハイパーカー”日本初披露…購入条件は

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アストンマーティンのハイパーカー「AM-RB 001」と、デザイン責任者とつとめるマレク・ライヒマン氏
アストンマーティンのハイパーカー「AM-RB 001」と、デザイン責任者とつとめるマレク・ライヒマン氏 全 16 枚 拡大写真

アストンマーティンは10月3日、F1チームのレッドブル・レーシングと共同開発したハイパーカー『AM-RB 001』のコンセプトモデルを都内で日本初公開した。価格は3億円前後の見通し。限定150台生産販売されるが、購入するには一定の条件が必要になるという。

AM-RB 001は、アストンマーティンとレッドブル・レーシング両社のレースで培われた技術を惜しみなく注ぎ込んだハイパーカー。往年のルマンカーを彷彿とさせるようなスタイリングながら、公道走行可能なバージョンも発売されることが決定している。詳細なスペックは明らかにされていないが、オールカーボンボディに1000馬力とも噂される自然吸気V12エンジンを搭載する。

AM-RB 001の納車は2018年から開始されるが、すでに全世界から600件の購入希望が寄せられているという。

アストンマーティン・アジアパシフィックでマーケティング&PRシニアマネジャーを務めるダニエル・レッドパス氏は「600件の応募があるが、この中にはかなりの数が日本からも寄せられている。このため、本国イギリス以外でAM-RB001を公開したのはフランスとシンガポール、そして日本だけ」と明かす。

レッドパス氏は「AM-RB 001の購入希望者の募集はすでに締め切られている。600人のうち誰が購入できるか、国別の割り当てなども含めて、まだはっきりしていない」としながらも、「すでに『One-77』と『ヴァルカン』を購入した方をまず優先することになる」との見通しを示した。

ちなみに、この条件を満たす顧客は日本にもいるという。また「『One-77』と『ヴァルカン』をお持ちでない方でも、『ラゴンダ』をお買い求め頂ければ優先度が上がる」とも話していた。その敷居の高さは、車両価格だけではないようだ。

《小松哲也》

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