VW、米販売店に12億ドル補償…排ガス問題

自動車 ビジネス 企業動向
米国で幅広い車種にターボディーゼルの「TDI」を設定するフォルクスワーゲン(参考画像)
米国で幅広い車種にターボディーゼルの「TDI」を設定するフォルクスワーゲン(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

米国で販売した一部ディーゼル車に、排ガス規制を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。この問題について、同社と米国の販売店の間で合意した補償内容が公表された。

これは9月30日、フォルクスワーゲングループの米国法人、フォルクスワーゲングループオブアメリカが明らかにしたもの。「排ガス不正問題で米国の販売店が受けた損害の補償に関して、最大で12億0800万ドル(1238億円)を支払うことで合意に達した」と発表している。

今回の問題では、フォルクスワーゲンの複数の米国販売店が、フォルクスワーゲングループを集団で提訴。排ガス不正問題でディーラーが被った損害を、補償するよう求めていた。

8月下旬、両者の間で和解が成立。そして今回、その内容が公表され、フォルクスワーゲンが販売店に、最大で12億0800万ドルを支払うことで合意した。

フォルクスワーゲングループオブアメリカは、「過去、現在、そして将来のフランチャイズバリューにおける損失を解決することは、さらなる利益を生むだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る