【ホンダ×ヤマハ発提携】電動バイク開発でも業務提携を検討、他社にもフィードバック

モーターサイクル 企業動向
スクーター・ビジネスモデルで2社提携を発表するホンダ青山二輪事業本部長とヤマハ渡部克明MC事業本部長
スクーター・ビジネスモデルで2社提携を発表するホンダ青山二輪事業本部長とヤマハ渡部克明MC事業本部長 全 1 枚 拡大写真

ホンダとヤマハは5日、東京都内のホテルで共同会見を開き、国内の排気量50cc以下のバイク(原付一種)クラスの業務提携に向けた検討について発表した。その中には将来の環境負荷低減を見据えた電動バイクの分野もあった。

「使い勝手のよい原付一種はポテンシャルがある。電動化というさらなる進化も重要な課題。両者でそれらの思いを確認して、原付一種の新たなステージに進むべく業務提携にこぎつけた」と、ホンダの取締役執行役員・青山真二二輪事業本部長は語った。

業務提携の検討は、ヤマハがホンダに持ち掛けたもの。発表の骨子である50ccスクーターやビジネスバイクをホンダがヤマハにOEM供給(他社ブランド供給)する背景には、今後厳しくなる一方の環境規制があった。ガソリンエンジンのその先には当然、バイクの電動化を考えざるを得ない状況があった。

ヤマハの取締役常務執行役員・渡部克明MC事業本部長は、その内容をこう説明した。「エンジニアによるワーキンググループを作って、どういうところが協業できるか議論していく。それを始める合意がとれたということ。充電パックとかインフラをどうするとか具体的な項目が決まっているわけではない。議論が進んでくれば、別の機会に発表することになると思う」。

両者の発表には「航続距離、充電時間、性能、電動化にかかるコストの4つが課題。その基盤作りを検討する」とあるが、両者が目指すのは、電動バイクの普及に向けたインフラ整備のスタンダードだ。渡部氏は、次のような注目すべき発言を残した。「協業の成果は同業他社、異業種にも広く提案し、普及拡大を促進する」。

今回の発表のもう1つの側面は、国内メーカーがようやく電動化という未来像を具体化に向けて考え始めたという宣言でもある。

《中島みなみ》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジムニーとガチンコ勝負…ではない!? ダイハツの軽SUV『ラガー』約30年ぶり復活か
  2. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
  3. ギャランGTOやシビックなど計160台…アリオ上田 昭和平成名車展示会 3Days
  4. 日産『ノート』次期型、2027年12月発売か? 第3世代 e-POWER搭載へ
  5. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  3. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る