【F1 日本GP】マクラーレン・ホンダ、予選でまさかの苦戦…アロンソ「母国グランプリでベストなポジションとはいえない」
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昨年は日本GPをはじめ大苦戦だったが、今年はポイント獲得圏内も常連となりつつあり、前回マレーシアGPではアロンソが7位、バトンも9位入賞と鈴鹿に向けて弾みのつく結果となった。
しかし、いざ金曜日から走り始めてみると、マシンの仕上がりが今ひとつのようで、両ドライバーのコメントもやや厳しめ。それでもアロンソがフリー走行2回目で8番手タイムを叩き出していたため、予選でもQ3進出の可能性も高いのではないかと思われた。
しかし、いざ予選が始まってみるとタイムを思うように伸ばせずバトンは17番手でQ1敗退。ギリギリの16番手でQ2進出を果たしたアロンソだったが、ペースが上がらず15番手でノックアウトされることになった。
予選を終えたアロンソは「今日の結果は、ホンダの母国グランプリということを考えるとベストなポジションとは言えない。ポイント獲得に向けて十分なポジションを挽回するのは難しいだろう」とコメント。バトンも「今のところ厳しい週末。金曜日にはいいバランスを見つけることができず、マシンがうまく機能していなかった」とここまでの流れを振り返った。
大幅な進歩は遂げているものの、長いストレートに連続する中高速域のコーナーがある鈴鹿サーキットで、ベストなマシンセッティングを見つけられなかった様子。ただ、2人とも決勝では諦めずに追い上げを見せると語っており、なんとかホンダの母国でポイントをもぎ取りたいところだ。
《吉田 知弘》