スバル初の市販ハイブリッド、米国導入中止へ…インプレッサXV

エコカー ハイブリッド
スバル XV クロストレック ハイブリッド
スバル XV クロストレック ハイブリッド 全 4 枚 拡大写真

スバル(富士重工)が2013年秋、米国市場に投入した『インプレッサXVハイブリッド』(現地名:『XV クロストレック ハイブリッド』)。同車が米国市場において、2016年モデルを最後に、導入を中止することが分かった。

インプレッサXVハイブリッドは2013年3月、米国ニューヨークモーターショー13で初公開。『インプレッサスポーツ』ベースのクロスオーバー車、『インプレッサXV』に、ハイブリッドパワートレインを搭載したモデルで、スバル初の市販ハイブリッド車だった。

ハイブリッドシステムは、2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンに、モーターの組み合わせ。このエンジンは、徹底的なフリクション低減などに取り組んだハイブリッド車専用ユニット。モーターは最大出力13ps、最大トルク6.6kgmを引き出す。二次電池は、ニッケル水素バッテリー。トランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVTで、モーターはトランスミッションケース内部にレイアウトした。

スバルの米国法人、スバルオブアメリカは9月下旬、インプレッサXVの2017年モデルのラインナップと価格を発表。2017年モデルからハイブリッドが消え、ガソリン車だけになることが判明した。

スバルオブアメリカは、導入中止の理由を公表していない。ハイブリッドの販売不振が理由と見られる。現在、米国新車市場はガソリン価格の下落で、乗用車よりも燃費の悪いSUVやピックアップトラックが人気。インプレッサXVハイブリッドにとっては、逆風になったようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. トヨタ『カムリ』新型が全車ハイブリッド設定で登場!…土曜ニュースランキング
  3. 日産 キックス 新型のスタイルは「堅牢」と「軽やかさ」を両立[詳細画像]
  4. 洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム[詳細画像]
  5. 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁
  6. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  7. 三菱『RVR』次期型はEVで登場か!? 15年ぶりフルモデルチェンジはこうなる!
  8. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  9. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  10. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る