【国際航空宇宙展16】アジア初公開、エアバス最新ヘリ…操縦席に座れる

航空 企業動向
エアバス・ヘリコプターズ「H16」(2016年国際航空宇宙展、10月12~15日開催)
エアバス・ヘリコプターズ「H16」(2016年国際航空宇宙展、10月12~15日開催) 全 12 枚 拡大写真

エアバスグループは、エアバス・ヘリコプターズの最新モデル「H160」モックアップをアジア初公開。ドアは開け放たれ、操縦席にも座ることができ、グラスコックピットを間近に見たり、サイクリックピッチ・スティック(操縦レバー)の操作感を試せる。

「ユーロコプターX4」というネームだったH160 は、2015年6月に初飛行の成功を遂げた次世代双発ヘリコプター。ことし3月時点で試作1号機(PT1)が飛行100時間を達成、試作2号機(PT2)がTurbomeca社製Arranoエンジンを使用して性能試験を開始した。2017年には試作3号機(PT3)を導入し、異なるミッションを設定し開発をすすめる。

7月下旬には、200時間を超える飛行試験と、H160プログラムのマイルストーンを達成。「EMS仕様から人員輸送、自家用、社用機にいたるまで、あらゆる用途に対応した新たなスタンダードになる」という。今夏には、Arranoエンジンの性能試験や高温環境試験も実施した。

2018年に型式証明を得られる予定のH160。展示モデルは、操縦席や客席が開放され、前3列、後3列で向かい合う6席や、コックピットの操舵機器類、スイッチ類、表示機器類を試せる。同社はこのH160について、「最終組み立てを従来の36週間から18週間へと短縮させ、競争力、顧客満足の向上を目指す。整備負担の低減や機体稼働率の向上も実現させる」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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