昭和の山岳夜行、再び…紅葉を見に行く「日光夜行」 浅草発10月15・21・22日

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東武日光駅
東武日光駅 全 20 枚 拡大写真

紺碧の中禅寺湖、黄赤で染まる山々と青い空……。紅葉トップシーズンをむかえた日光に、早朝到着する夜行列車が10月15・21・22日、浅草から走りだす。浅草23時55分発、東武日光行き特急「日光夜行」だ(写真20枚)。

「日光夜行」は、日付が変わる直前に浅草を発ち、北千住・新越谷・春日部に停車。東武日光に2時16分につき、朝日がのぼる6時ごろ前まで車内で過ごせる。車両は東武特急「きりふり」「ゆのさと」などを担う300系(6両のうち1両は女性専用車両設定)。どこか懐かしいコーヒー色モケットのシートには、全席にブランケットとスリッパがつく。

きっぷは列車単独での販売はなく、浅草・北千住・新越谷・春日部の各乗車駅から、東武日光駅までの往復割引運賃と、往路の特急料金、東武日光~湯元温泉間のバス往復運賃をセットにし、東武トップツアーズ各支店で販売(完全予約制)。浅草駅発の場合は、大人7500円・こども4900円 。

東武日光~湯元温泉間の往路のバスは「専用バス」設定。この専用バスは、東武日光駅前を4時に出発。途中、中禅寺温泉、竜頭の滝、赤沼などに停車し、湯元温泉に5時15分ごろに到着する。復路は定期路線バスで、2日間有効。同一方向に限り何度でも乗り降りできる。

「夜明け前の奥日光で、日の出とともに鮮やかに彩られる風景を」。臨時特急「日光夜行」は、かつて同社が1955~1998年の春夏秋に運転していた「日光山岳夜行」を想わせる“山岳列車仕立て”。恒例の「尾瀬夜行」「スノーパル」とほぼ似たスジで、色濃く染まる国際観光都市、日光へ駆ける。

《レスポンス編集部》

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