【マツダ デミオ 改良新型】開発責任者「クラス概念の打破を継続」

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マツダ デミオ 改良新型
マツダ デミオ 改良新型 全 8 枚 拡大写真

マツダは10月14日、『デミオ』の大幅な改良モデルを発表した。同日から予約を始め、11月17日に発売する。月間販売計画は従来と同じ5000台。

7月に大幅改良モデルを売り出した『アクセラ』に初採用した車両運動制御技術の「G-ベクタリングコントロール」の標準装備や、細かな照射の制御で夜間の視認性を大幅に高めたヘッドライトシステム(ALH)など安全機能を拡充した。ボディーカラーには金属質感を追求した新色として人気の「マシーングレープレミアムメタリック」などを追加した。

横浜市の同社研究施設で開いた商品説明会で、開発責任者の柏木章宏・商品本部主査は「2014年の全面改良では、クラスの概念を打ち破ることをテーマにしたが、今回も継続して取り組んだ」と、強調した。

例えば、ヘッドライトのALHシステムは、ハイビーム時のLED光源を22分割(左右各11分割)と細分化し、状況に応じた最適の照射ができるようにした。同様のシステムでは『アテンザ』など先行投入した上級モデルでは9分割式となっている。「最新の技術をクラスを問わずに導入する」(柏木主査)というマツダの開発方針で、クラス概念の打破につなげている。

《池原照雄》

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