タイヤ販売店が「スタッドレスタイヤの早期装着」を呼びかけるホントの理由

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「タイヤセレクト入間」百々知孝(どど・ともたか)副店長とダンロップ WINTER MAXX 02
「タイヤセレクト入間」百々知孝(どど・ともたか)副店長とダンロップ WINTER MAXX 02 全 11 枚 拡大写真

10月に入ってもまだうっすらと汗ばむ日が続く中、早くもタイヤショップでは「冬タイヤ」をアピールする看板が目立ち始めている。中でも冬タイヤの「早期装着」を強く呼びかけているのが、今年、国内タイヤメーカーの中で唯一、新商品の乗用車用スタッドレスタイヤ『WINTER MAXX 02(ウインターマックス02)』を8月に発売したダンロップだ。

万が一の時を考えれば早い時期からスタッドレスタイヤを履いておくのに越したことはない。とはいえ、雪が降っていないのにスタッドレスタイヤに替えてしまうのはもったいない、また地域によっては雪なんて殆ど降らないんだからまだまだ夏タイヤで大丈夫、と考えてしまうのがユーザーの本音だろう。ではなぜダンロップは、あえてこの時期からスタッドレスタイヤの早期装着を呼びかけるのか。そこには、ウインターマックス02が「ダンロップ史上最高傑作のスタッドレスタイヤ」(※)と謳う高い性能と、ユーザーの安全を守りたいという販売店の強い思いがあった。

今回、関東近県でもいち早くウインターマックス02を店頭に大々的に並べ、スタッドレスタイヤの早期装着を呼びかけているダンロップブランドの販売店「タイヤセレクト入間」で、百々知孝(どど・ともたか)副店長に、その理由を訊いた。

◆早期装着のメリット

----:お店に入ると、まず目に付くのがウインターマックス02の大きな展示です。まだ10月ですし、少し早いんじゃないかという気もしますが。

百々副店長(以下、敬称略):確かに早いと思われるかもしれませんが、ダンロップのウインターマックスは早期装着にピッタリなスタッドレスタイヤなので、暑さが残るこの時期から履いて頂いても安心して使って頂けるものなんです。

----:早期装着しても良い、ということは本格的な冬が始まるまでの間の性能もバッチリ、ということですよね。

百々:ウインターマックス02の最大の特長は、氷上性能の高さはもちろんですが、長持ち性能がダンロップ史上ナンバーワンというところなんです。ウインターマックス02はこれまでのウインターマックス01と比べて、新たに新軟化剤「しなやか成分」を配合しているんですが、従来と比べてゴムが固くなりにくくなっていて、新品と同様の性能のままで長持ちするというのがポイントなんです。ダンロップブランドの従来製品と比べても約1.5倍長持ちするんですよ。一般のスタッドレスタイヤは、使い方にもよりますが、耐用年数は3年と言われます。ウインターマックス02なら4年半、長くて5年は使えます。

----:4年半! とはいえ、ユーザーとしては雪が降っていない時期にはなかなか「スタッドレスタイヤに替えよう」とはならないのではないでしょうか。

百々:確かにお客様の目線で考えると、新品で買った冬用のタイヤを暖かい時期から履くことにクエスチョンマークが浮かぶのもよくわかります。ですが、そもそもタイヤというのは新品で交換したばかりのものが一番良い、というものではないんです。これは夏タイヤにも言えることですが、交換したての新品タイヤのゴムには薄い膜がかかっていて最初は滑りやすいんです。その膜を取るのが「慣らし運転」で、100kmくらい走ったところから本来の性能が発揮されてきます。

ですから、本格的な冬の時期にクルマを使用されることを考えると、今この時期から使いはじめて頂いて、冷え始めた11月、12月くらいにはしっかりと走る、止まる。タイヤはお客様の安全を支えるものですから、そうしたことも含めて早期装着を呼びかけています。

----:ダンロップの「タイヤの衣替えカレンダー」では昨年の初雪観測日や、今シーズンのタイヤの衣替え日が掲載されています。東京の衣替え日は12月3日となっていますね。そこから逆算すると、今この時期に履き替えるのがベストだと。

百々:“タイヤショップあるある”なんですが、寒い時期になってから皆さんがタイヤを替えようと集中してしまうと、タイヤ交換だけで2~3時間の作業待ちということになってしまいます。また在庫の問題もありますので、せっかくご来店頂いてもすぐにご提供できない場合も発生してしまいます。そういう意味でも、余裕を持ってスタッドレスタイヤに交換して頂ければ、お客様にとっても時間を有効活用できるんじゃないかなと思いますので、もし冬の時期にしっかりとクルマを使うご予定であれば、早めの装着、早めのご相談を頂ければと思います。

----:早期装着のメリットは、そんなところにもあるんですね。

◆雪上ではなく氷上性能が大切な理由

----:ところで、そもそもユーザーのスタッドレスタイヤに対する関心度というのは、ショップの方から見てどのようなイメージでしょうか。

百々:どうしても一般的に、スタッドレスタイヤは雪道を走るタイヤだと思われがちですし、雪があまり降らない地域では「降ったら乗らなければ良い」という声も聞きます。ですが、クルマを使うのは必ずしもレジャーや通勤とは限りません。日常の中で、いつでも安心してクルマを使えることがベストですよね。だからこそ、私たちがダンロップのスタッドレスタイヤを強くオススメできるのがその氷上性能なんです。

----:雪上ではなく、氷上ですか。

百々:そうです、氷上です。雪があまり降らない地域であっても、寒い時期には突然路面が凍結してしまうことがありますから。そうした万が一の時に、100%の性能を発揮できるのがウインターマックス02なんです。「超密着ナノフィットゴム」によって凍結した路面への密着度が20%(※)もアップしていて、細かい凹凸にすきまなくタイヤが密着するんです。またグリップパターンも新開発の「MAXXグリップパターン」となったことで、ブレーキ性能がかなり高くなりました。

私も時間の許す限り、従来品と乗り比べをしているんですが、ウインターマックス02は氷上で本当に良く止まる。氷上性能では最も信頼できるタイヤだと、自信を持って言えます。

----:目からウロコです。雪が降らなくても、路面が凍結することは日常の中でよく起こりうることですからね。

百々:このお店に来て頂けるお客様もそうですが、多くは非降雪地域にお住まいの方々ですから、そうしたお客様にもしっかりとスタッドレスタイヤの価値や役割を説明していくことがショップとしての大切な仕事だと思っています。ですから、決して押し売りはしませんが、お客様の安全のためにもスタッドレスタイヤの早期装着は必ずご案内するようにしています。

----:氷上性能が高く、長持ちするウインターマックス02。どんな方に使ってほしいですか。

百々:乗っているすべての方に安心、安全を与えることができるのがダンロップのスタッドレス、そしてウインターマックス02だと思います。運転する方も、同乗される方も皆の安全を支える、そして冬のドライブを楽しんで頂きたいという意味でも、私としてはファミリーの方々に使って頂けたらと思っています。どんなクルマにも対応できるようサイズもたくさん揃えていますし、何と言っても長持ちしますから。

----:ファミリーユーザーにとっては経済性の高さも嬉しいポイントになりそうです。

百々:そうですね。3年に一度買い替えていた冬タイヤが、4年半、5年に1度になったらどうでしょうか、という提案もできますし、なおかつ従来よりも高性能になっているわけですからね。遠くまで走って頂いても減りにくいですし、色々なところにウインターマックス02でお出かけして頂けたらと思います。そのお手伝いをタイヤを通してできれば嬉しいですね。

※従来品比。詳しくはHP、カタログをご参照下さい。

ダンロップ WINTER MAXX 02 ホームページ
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/studless/

《宮崎壮人》

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