【イヴォーク コンバーチブル】オープンになっても悪路走破性は健在

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レンジローバー イヴォーク コンバーチブル
レンジローバー イヴォーク コンバーチブル 全 8 枚 拡大写真

レンジローバー『イヴォークコンバーチブル』は、世界初のプレミアムコンパクトコンバーチブルSUVだという。

「レンジローバーのグラスルーフが付いているクルマは、ルーフのグラスエリアが大きいので、空が広く見えるのが大きな特徴だ。イヴォークコンバーチブルはこの延長でもあるので、それほど(存在に)違和感はないだろう」とコメントするのはジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの若林敬市さん。

そのソフトトップはZ型格納システムを採用。48km/hまでの走行時であれば21秒で展開、18秒で格納することが可能だ。

ラゲッジスペースは、ルーフ収納のため2ドアに比べ小さくなったものの、ルーフの開閉を問わず251リットルを確保。更にリアシート中央部分をスルーに出来るスキーハッチがあるため長尺物の積載も可能だ。

イヴォークコンバーチブルには、2ドア、4ドアと同様、オールテレインプログレスコントロールが装備される。これは、凍結路、砂地、草地などの滑りやすい路面でもスムーズな発進を可能にするローンチ機能で、1.8km/h~30km/hの間で一定の速度を設定、維持できる。これによりドライバーはステアリング操作に集中することが可能だ。「たとえ路面が未舗装路や砂地、泥地、雪面であっても、ランドローバー独自のテレイン・レスポンスはエンジン、ギアボックス、ディファレンシャル、シャシーシステムのレスポンスに合わせて地形や気象条件に左右されない走行安定性を確保する」と関係者は語る。

また、イヴォークコンバーチブルの最大渡河水深は500mm。そのために搭載されるウェイドセンシングはレーダーで水深をスキャンし、深くなるにつれて可聴音が大きくなる機能とともに、ドアミラーに装備したセンサーにより、タッチスクリーン上にリアルタイムで渡河水深限界とクルマに対する水の高さをビジュアルで表示されるシステムが搭載される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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