乗合バスの収支状況、公営と民営差が縮小 2015年度

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阿寒バス(北海道・釧路空港)
阿寒バス(北海道・釧路空港) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、2015年度の乗合バス事業の収支状況を発表した。

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保有車両数30両以上の全248事業者の収入は、前年度比1.3%増と微増だった。支出は同0.5%減と微減だった。経常収支率は前年度から1.8ポイント改善して97.0%となった。黒字事業者は87者で、調査対象事業者全体の35.1%が黒字だった。

民営バスの経常収支率は、収入が増加し、支出が減少したため、前年度に比べ上昇1.5ポイントアップの97.5%となった。公営バスの経常収支率は、収入が増加し、支出が減少したため、2.7ポイントアップの95.1%だった。公営バスの経常収支率は95.1%となり、民営バスの経常収支率97.5%との差は15年前と比べ大きく縮小した。

大都市部の経常収支率は、収入が増加し、支出が減少したため、前年度に比べ1.9ポイントアップの103.2%だった。

その他地域の経常収支率は、収入が増加し、支出が減少したため、前年度の86.8%から88.3%にアップした。大都市部の経常収支率は103.2%で、前年度に続いて100%を超えた。その他地域の経常収支率88.3%との差は拡大している。

《レスポンス編集部》

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