駅で「多言語音声翻訳システム」活用、外国人を案内---JR西日本が実証へ

鉄道 企業動向
西舞鶴駅
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西日本旅客鉄道(JR西日本)は、福知山支社が、総務省の2016年度「多言語音声翻訳システムの利活用実証」に参加すると発表した。

今回、「多言語音声翻訳システムの利活用実証」実施団体に舞鶴市が選定され、現在、利活用実証が行われている。

利活用実証は、情報通信研究機構(NICT)が研究開発している多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」の技術を基に開発したアプリ「VoiceTra.R」を活用して、外国人観光客とコミュニケーションし、システムの利便性向上を図る。

JR西日本福知山支社は、西舞鶴駅、東舞鶴駅に同アプリを活用し、外国客への案内や、おもてなし力の向上を図る。

タブレット端末にインストールした実証専用多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra.R」を活用して駅構内でののりば、時刻、トイレなどの駅構内設備のほか、駅周辺の観光地へのアクセスなどを案内する。

「多言語音声翻訳システムの利活用実証」では、利活用実証団体が地域固有の地名・特産品・観光に関する単語などをシステムに登録することで、地域における翻訳精度の向上につながる。

舞鶴市では、外航クルーズの寄港などによる外国人観光客の多様な観光目的に応えられるよう、多言語音声翻訳システムを活用して、外国人観光客に対して的確な観光案内や土産物などの商品説明、舞鶴の習慣やマナーなどを紹介する。

《レスポンス編集部》

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