タカタ製エアバッグのリコール、日産の修理完了率は21.5%に…米国

自動車 テクノロジー 安全
先代日産ヴァーサ(日本名:ティーダラティオ)
先代日産ヴァーサ(日本名:ティーダラティオ) 全 1 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は10月上旬、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコール(回収・無償修理)に関して、日産車の最新の修理状況を明らかにした。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が適切に行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、火災や乗員が負傷するおそれがあるというもの。

10月上旬のNHTSAの発表によると、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコールにおいて、日産車は28万7796個のエアバッグインフレータを交換。リコール対象全体の21.5%の修理が完了した。8月時点での修理完了率は25.4%。修理完了率の低下は、追加リコールにより、リコール対象が拡大したため。

なお、日産のリコール対象に、運転席側のエアバッグは含まれていない。28万7796個はすべて、助手席側のエアバッグとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る