関西ペイント、自動車補修用の次世代型カラーセンサー調色システムを開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
関西ペイント(ホームページ)
関西ペイント(ホームページ) 全 1 枚 拡大写真

関西ペイントは10月27日、自動車補修用の次世代型カラーセンサー調色システム「AIカラーシステム」を開発したと発表した。

同社は従来、「Big Van ターミナルセンサーシステム」を自動車補修用カラーセンサー調色システムとして提供してきたが、今回、調色精度や操作性の向上や機能充実を目的に、新たにAIカラーシステムを開発した。

同システムは、「AIカラーセンサー」(多角度分光測色計)、「AIカラーナビ」(タブレット端末機)、「AIカラースケール」(計量秤)の3機器で構成。AIカラーセンサーは車体色を多角度から測定し、精度の高いデータを読み取る。AIカラーナビは膨大なデータの中から、より最適な調色配合データを瞬時に算出。AIカラースケールはオンラインで配合データを転送する。

AIカラーシステムによる最先端調色理論の導入と検索対象配合数の大幅アップにより、近似色検索(CCS)および配合補正(CCM)精度は大幅に向上。また、調色精度および操作性・機能性が向上することで、誰もが簡単に作業できるため、仕上り品質の均一化、作業工程・作業時間の標準化が可能となり、調色技術者の早期育成にも寄与する。

関西ペイントでは、AIカラーシステムを11月10日より試験販売、2017年初春に正式発表を行い、本格販売を開始する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る