【リコール】ホンダ ジャイロX、前輪がロックするおそれ

モーターサイクル 企業動向
ホンダ ジャイロX
ホンダ ジャイロX 全 2 枚 拡大写真

ホンダは10月27日、原付スクーター『ジャイロX』のフロントフォーク周りに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ホンダ『ジャイロX』1車種で、2011年5月9日から2015年9月30日に製造された1万3246台。

フロントフォークのピボットアームブッシュの表面処理が不適切なため、ブッシュホルダとブッシュ間のオーリングが早期に摩耗してグリースが流出すると、フロントピボットアームとブッシュ側面の摺動抵抗が大きくなることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、右側フロントピボットアームへ過大な応力が加わり折損し、最悪の場合、前輪ブレーキ操作時にフロントブレーキケーブルが引っ張られ、前輪がロックして転倒や走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、ピボットアームブッシュを対策品に交換するとともに、フロントピボットアームおよびオーリングを新品に交換する。なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、暫定措置として、全車両、フロントピボットアームを点検し、作動不良が確認されたものについては、フロントピボットアームを新品に交換し、ピボットアームブッシュにグリースを塗布する。それ以外については、ピボットアームブッシュにグリースを塗布する。

不具合は4件発生、軽傷事故が1件起きている。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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