三菱自 池谷副社長、「国内販売は回復基調だが…」

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三菱自動車工業の池谷光司副社長は10月28日の決算発表の席上、足下の国内販売について「回復基調にある」との認識を示したうえで「全社一丸で信頼回復に努力したい」と強調した。

池谷副社長は10月の販売状況について、24日現在で前年同期を4%上回っていると説明。プラスとなれば、今年2月以来8か月ぶりの浮上となる。また、同日までの受注も登録車は42%、軽自動車は5%前年を上回っていると公表した。

ただし、こうした販売や受注は「多くが(工場の立地先など)地域の方々や長年のお客様であり、大変ありがたい。販売店も誠心誠意でお客様対応をしていただいている」と指摘する。いわばサポーターによる需要回復の段階であり、池谷氏は「信頼回復」の取り組みがまだまだ必要と見る。

2017年3月期の国内販売計画も、今回の決算予想では6万4000台(前期比41%減)としており、「下期も堅め」(池谷氏)に見ざるを得ない状況にある。

《池原照雄》

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