東京メトロが用意する14台のバイク…「安全技術部」のライダー
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訓練が行われた新木場・総合研修訓練センターの現場にあったのは、新車同様の輝きを放つ、ヤマハ『セロー250』。所有主は東京メトロ。「本社と車両基地に合計14台が配備されている。今回の訓練は、日比谷線で脱線事故が起きたという想定なので、日比谷線工務区の業務用車も駆けつけた。
運転は、東京メトロのエキスパート集団「安全技術部」の二輪免許を持っているスタッフが行う。「毎日安全に乗客を運ぶのが使命。起きてほしくない事故を想定した訓練だが、幸いにも、このバイクたちが稼働したことはほとんどない」ということで、車体は新車と同様にきれい。
「ただいざとなったら、本社や各拠点からバイクを走らせ、本社や各拠点から駅までのルート確認や、駅構内の状況確認を行うことを想定している」
《レスポンス編集部》