タカタ製エアバッグのリコール、三菱自の修理完了率は15.4%…米国

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6代目三菱ランサー(日本名:ランサー セディア)
6代目三菱ランサー(日本名:ランサー セディア) 全 1 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は10月上旬、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコール(回収・無償修理)について、三菱車の最新の修理状況を明らかにした。

今回のリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、火災や乗員が負傷するおそれがある。

10月上旬のNHTSAの発表によると、タカタ製エアバッグインフレータの不具合によるリコールにおいて、三菱車は1万7634個のインフレータの交換作業を終了。修理完了率は、リコール対象全体の15.4%となった。8月時点での修理完了率14.2%に対して、およそ1ポイントの進捗。

なお、三菱車のリコール対象は、助手席側のエアバッグのみ。NHTSAは、「運転席側のエアバッグは対象外」と説明している。

《森脇稔》

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