【新聞ウォッチ】過熱するハロウィーン、バレンタインを上回る市場規模

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【新聞ウォッチ】過熱するハロウィーン、バレンタインを上回る市場規模
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年10月31日付

●大西さん帰還、宇宙滞在115日「空気おいしい」(読売・1面)

●イタリアM6.6建物倒壊、26日も地震。住民多数、既に避難(読売・1面)

●羽田昼も米国便、1日10往復(読売・4面)

●車中泊対策、自治体途上、防災計画に明記13市区(朝日・1面)

●黒田の「15」永久欠番(朝日・23面)

●EU、カナダとETA、日本とのEPAに弾み(毎日・3面)

●時速40~50キロ減速なし、横浜小一死亡、認知症検査へ(毎日・31面)

●自動運転車の「判断」記録、産総研、事故原因究明へシステム(産経・2面)

●「バスタ新宿」周辺バス違法駐車調査、国交省、渋滞、ビッグデータ解析も(産経・25面)

●三菱商事、黒字3200億円、今期最終、原料炭が急騰(日経・1面)

●TPP「今国会で」38%、早期承認、反対35%と拮抗、本社世論調査(日経・1面)

●エコノフォーカス「ゆとり世代」が物価2%の壁、乏しい物欲、消費より貯蓄(日経・3面)

●ハロウィーン熱狂なぜ、「聖地」渋谷で聞く(日経・39面)

ひとくちコメント

熱戦が続いた日本シリーズに興じた中高年のオヤジ世代にはあまり縁がないが、ここ数年、日本でも秋を彩るイベントとしてハロウィーンが定着しているそうだ。本番前日の日曜日(10月30日)には、東京・渋谷などの繁華街には仮装した大勢の若者らが繰り出して未明まで大混雑したという。

きょうの各紙にも「渋谷の仮装連日警戒」(産経)などと、警視庁は、交通規制を実施。機動隊員ら数百人が歩行者の安全確保に当たったと伝えている。

日経は「米国では子供たちを主役とした悪魔払いの年中行事だが、日本では若者らが仮装を楽しむお祭りになった。なぜそんなに変身したいのか---」と、“聖地”となった渋谷で、思い思いの衣装を身に着けた人たちを直撃したレポートを社会面に掲載している。

日本記念日協会の推計によると、16年の市場規模は、前年比年10%増の1345億円で、1340億円のバレンタインデーを上回っているそうだ。ただ、ブームにとどまらず、クリスマスのように今後も続いていくかは「一般家庭の支持がカギ」とみている。

ハロウィーンではしゃぐ元気な若者たちはともかく、気になるのは「1990年代後半以降のデフレ下で育った若者の消費がさえない」と、きょうの日経が取り上げていることだ。いわゆる「ゆとり世代」では、「収入があっても貯蓄にお金を回しがちで、中高年が夢中になった自動車やステレオなど見向きもしない」と報じている。

もっとも、記事では「若者がお金を貯めるのは魅力的な“モノ”がない裏返しではないか」とも伝えているが、安全や環境性能を重視する新型車開発の現状をみれば理解できなくもない。

《福田俊之》

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